RO水比較ガイド

RO水とは?

RO水とは逆浸透膜法によって得られる水の一つです。
逆浸透膜法というのは、半透膜と呼ばれる水分子しか透過させない膜を用いて圧力をかけることによって、浸透圧の働く方向とは逆方向に純粋を得る方法を指します。
この半透膜というものは水分子しか透過させないという性質があるのです。
ですから様々な成分を含む水を半透膜に透過させると、水以外の成分は透過できないために純粋が得られるのです。
半透膜の精度にもよりますから、絶対に水以外のものが含まれていないとは言い切れませんが、一般的にRO水と言った場合には、非常に純度の高いものを指すと考えておいて問題はないでしょう。

 

このように考えればRO水は純粋な水であると言えるでしょう。
ただし、純粋な状態にしてからカルシウムイオンやカリウムイオン、ナトリウムイオン、あるいはマグネシウムイオンなどのミネラルなどを添加したミネラルウォーターなどもあります。
一度純粋な状態にしてから厳密にミネラルの量を測って添加することで、非常に良いミネラルバランスのミネラルウォーターが得られるためにこのような製法をしているものもあります。
このようなミネラルウォーターであってもRO方式を採用しているというような事が書かれている場合がありますが、ミネラルを添加したのであれば成分としてはミネラルウォーターと同じようなものだと考えられますから、RO水ではないと考えるほうが適しているのではないでしょうか。


RO水は料理に使用するのに向いているの?

RO水とは非常に純度の高水であると言えるでしょう。
そのため、日本の料理を作るためには非常に適していると言えるでしょう。
日本の料理ではあまり激しく手を加えることなく、できるだけ素材の味を生かすという方法が考えられることが多いのではないでしょうか。
このような場合には余計な成分の含まれていないRO水が非常に適していると言えるでしょう。

参考:コスモウォーター口コミどう?苦情・故障あり?【私のお試し体験談】

 

また、昆布ダシやかつおダシなどの場合にも適しているといわれています。
硬水にも軟水にもカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの第2族元素のイオンが含まれているのですが、これらは2価のイオンで、有機酸と結びついて沈殿しやすいのです。
これが灰汁(あく)となって料理の味を損ねてしまうのです。
昆布ダシの旨みといえばグルタミン酸のモノナトリウム塩ですが、これも有機酸の一つです。
そしてかつおダシの旨みといえばイノシン酸なのですが、これも有機酸の一つなのです。
ですから日本の料理に必須であるダシの旨みというものを引き出すためには、カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどは含まれていないほうが良く、そのためにはRO水が適していると言えるでしょう。

 

ただし、西洋料理にはあまり向いていないといえます。
というのもヨーロッパではカルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含む水しかないからです。
西洋料理はこのような水にあわせて作られてきましたから、RO水で料理するのには適していないと言えるでしょう。