FXは投資差金決済の代表的なものです

多くの金融商品で導入されている取引方法が差金決済です。
これは商品の現物を取り扱うことなく取引を行い、決済する取引のことです。
金融商品に限らず、売買というものは原則として現物が伴うことになります。
代金を払って購入した商品を入手するわけです。
しかし投機を目的とした金融市場ではこの現物が伴わないまま売買が行われることも多いのです。
たとえば金などの貴金属や原油などの取引。
市場で購入したといっても実際にこれらの商品の実物を入手するわけではありません。
あくまでお金を通して所有権を獲得・保持することになります。
そして売るまで現物を一切見ることなく取引を終了することになるのです。
この差金決済が広く行われるのは信用取引や先物取引においてです。
たとえば、所有していない商品を売却する先物取引。
期日まで買い戻すという形をとることになりますが、実際に現物を買い戻すわけではありませんし、取引に要する金額も購入・売却代金すべてが支払われるのではなく、その差金のみが支払われることになります。
つまり20万円で売却し、15万円で買い戻した場合には差額の5万円のみが動くことになります。
これが差金決済なのです。
差金決済が行われる代表的な取引としては先物取引とFXが挙げられます。
とくにFXは広く知られている取引方法でしょう。
レバレッジを活用することで自己資金よりも高い金額で取引を行うことができますが、それも差金決済というシステムがあってのことです。
なお、株式投資においてはこの差金決済は禁止されています。